くらし設計室 ARCHITECT OFFICE

西条の家

東広島市の中心部、住宅が建ち並ぶ市街地に敷地はあります。

先日、「地鎮式」が執り行われ
私たちにとって、初めての仏式の地鎮式と成りました。

ご住職から『小欲知足』の御言葉を頂戴し
「いまだ得られないものを、無い無いと思うのではなく
 いま在るものに、感謝しながら
 日常にある小さな幸せを、たくさん見つけてください」
とお話し頂きました。

日々の暮らしを心地よく過ごし、年月をともに重ねられる家となりますよう‥

2020年09月11日 │ works:西条の家

久松台の家:お引渡し

先日「久松台の家」のお引渡しがありました。

「久松台の家」は、家と庭を自在に行ったり来たりして
自然とつながりながら、おおらかに暮らす平屋建ての住宅です。

クライアントご家族の、あたらしい暮らしがはじまり
時間が動き始める。

この瞬間を迎えられることが
私たちの喜びです。

クライアントご家族をはじめ、
施工いただいた工務店さん、職人の方々、
工事に関わっていただいた皆様、ありがとうございました。

2020年08月31日 │ works:久松台の家

安芸津の家:お引渡し

「安芸津の家」のお引渡しがありました。

お引渡しの日は、梅雨の雨に濡れた木々の葉や
周囲に広がる田んぼの苗の緑色が瑞々しく
家の中を巡るごとに、窓からの光が緑色を帯びて感じる美しい日でした。

クライアントご家族をはじめ、
施工いただいた工務店さん、職人の方々、
工事に関わっていただいた皆様、ありがとうございました。

2020年07月15日 │ works:安芸津の家

久松台の家

福山市中心部から北へ‥福山城や市街地を望む高台の住宅地に敷地は在ります。

母屋と離れ(車庫棟)の2棟を平行に建て、真ん中に庭を設ける構成とすることで
離れを眺める楽しさと、安心感を抱かせてくれます。
家の中に居ながらも、心が外へと開かれ解き放たれる感覚が心地よく‥

敷地に元からあった、大きな柿の木に実が成るのを楽しみに待つ子供たち
内と外そして庭との間に 素直な喜びを重ねることが出来る、住まいになりそうです。



2020年06月10日 │ works:久松台の家

緑と暮らす

来年発売予定の書籍の撮影のため、久しぶりに「田尻の家」を訪れました。
竣工して5年が経過した住まいは、
初夏の若葉が生い茂り、鳥や虫たちも共生する自然と一体となった居場所に‥。
こんな時代だからこそ、生命力溢れる庭の木々や生き物の姿に
心が救われる気持ちになります。


2020年05月29日 │ works:田尻の家

ぐっとずっと。エネルギア住宅作品コンテスト2019


中国電力主催の「ぐっとずっと。エネルギア住宅作品コンテスト2019」において
「続・三原の家」がリフォーム住宅部門の最優秀賞を頂きました。

周囲を山々に囲まれた谷の集落に建つ築30年の木造住宅をリノベーションした「続・三原の家」。
子世帯が隣の敷地に住むことを期に、この場所での新たな暮らしの形を考えた住まいです。
増築したL型の縁側空間は周辺(子世帯・地域)とのつながりをつくり、
既存建物の形を生かした雁行型の平面計画は、居場所が連なる広がりのある空間を実現しています。

審査員の方からは「内部のLDK、寝室、水廻りを廻遊できる動線でつなぎ、のびのびと暮らせる空間となっています。外部に向けては軒の出の深い縁側空間を設け、子世帯や地域に向けて緩やかにつながる構成になっています。子世帯、車庫との三棟で落ち着いた街並みが形成されつつあります。」とご講評いただきました。

信頼して設計を任せていただいたお施主さまご夫婦、
丁寧に施工していただきました工事関係者の皆様に
あらためて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

この場所で育っている子供たちが共有の庭で遊び、親世帯のテラスから祖父母の家へと入っていく‥
三世代が寄り添って暮らす形は、景色の移り変わりと共に
その先の世代へとも繋がっていける愉しい住まいとなることを願っています。

ぐっとずっと。エネルギア住宅作品コンテスト2019
主催:中国電力株式会社
審査委員:村上徹、宮森洋一郎、山澤達義

「続・三原の家」
設計:くらし設計室 / 穂垣友康・穂垣貴子
施工:隅田木造建築店 / 隅田和博
特注家具:ヤリヤ家具店 / 鎗屋大輔
特注金物:tessen / 山田幸一郎
造園:庭屋sora*niwa / 高岡征洋
写真:笹の倉舎 / 笹倉洋平




2020年03月19日 │ works:続・三原の家, 受賞

小さな平屋。

2月21日発売の「小さな平屋。」に
『霞町のアトリエ』が掲載されています。

住まいに華美であることを求めず、
そこで過ごす時間からより深い充足を得たいと望む‥
そんな人々が暮らす、13軒の平屋の事例が届きました。

表紙にある「暮らしを味わう」という言葉がふさわしいような
平屋で暮らす毎日を慈しむ人々の在りようが、心地よい本です。

書店へお出掛けの際は、ぜひ手に取ってみてください。

http://xknowledge-books.jp/ipscs-book/BooksApp?act=book&isbn=9784767827216

2020年02月28日 │ works:霞町のアトリエ, 掲載誌

安芸津の家

広島県のなかでも瀬戸内の気候をよく現し温暖で‥
町の花であるじゃがいもの白く清々しい花が そこここに広がる場所に敷地はあります。

建主ご夫妻の誠実な人柄と呼応するように‥無駄なく簡素であるように
また周囲をとりまく農地や自然と親密に繋がる家であるよう設計しました。
山に親しみ、土を愛する暮らしと共にある悦びが宿る住まいになりそうです。

2020年02月05日 │ works:安芸津の家

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