2016年5月30日

高知へ

今年の日本建築学会賞に、堀部安嗣氏の作品が選ばれたという記事をみて
その場所‥高知へ無性に行きたくなりました。

「五台山 四国霊場第三十一番札所 竹林寺」内に建つ「竹林寺納骨堂」



低く構えられた軒下のベンチに腰掛けると、朝の澄んだ空気がより静かに感じられます。
物事の本質を見抜き、無駄な考えを削ぎ落としたような建築を目の当りにし
無言でその場所にしばらく佇んでいました。


竹林寺のほど近くにある「牧野富太郎記念館」へは10年ぶりの再訪が叶いました。
ここへ来ると植物が私たちに語りかけているような錯覚がします。
こどもや年配の方も多く、この場所がたくさんの人に愛されていることが伝わってきました。


そして娘にとってはこちらが一番の目的地「やなせたかし記念館」へ。
工夫を凝らした展示にくぎ付けとなり、あちこちそわそわと落ち着かない様子。
アンパンマン号に乗り‥大階段で絵本を読み‥パン工場へお邪魔して‥楽しすぎます。


高知からの帰り道、こちらも10年ぶりの再訪となった「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」へ。
運よく広場で開催中のワークショップに参加でき、手製のマントとバッグを作りました。


2016年4月19日

住宅建築 2016年6月号

4月19日発売の「住宅建築 2016年6月号」
特集-現代の居職空間-に
『くらしの家』と『田尻の家』が掲載されています。

『くらしの家』は祖父の建てた築38年の木造戸建を改修した
私たちの住まいと設計事務所です。

『田尻の家』はご家族3人と建主の姉との「二世帯住宅」と
構造設計者である建主の「アトリエ」という3つの機能を持つ
瀬戸内の自然環境と共生する住まいです。

住まいと職がともにある二つの住宅を取材していただきました。

書店へお出掛けの際は、ぜひご覧ください。

http://www2.ksknet.co.jp/book/jk/

2016年4月18日

風谷の家:祝上棟

先日「風谷の家」が上棟しました。

敷地に沿って平面が斜めに折れながら連続する難しいプランですが
大工の手仕事をへて、架構が立ち上がりました。

建物内部に入ると、屋根を構成する棟木と梁
そして屋根に沿って規則的に展開する垂木が心地よいリズムを与えています。
角度を振りながら連続する垂木は軒をつくり、近くの雑木林や遠くの湾へ‥
自然と視線を誘導してくれます。

何度も頭のなかで想像した光景ですが、実際に体感すると
身震いするような感動が湧き上がってきます。
心が満たされるような‥気持ちよい住まいになりそうです。