くらし設計室 ARCHITECT OFFICE

内装はじめました

「くらし設計室 改修計画」もやっと内装工事に入ってきました。

□木製建具の木枠取付け
この木枠…
設計図をおこして、木材の加工屋さんに加工してもらい
大工さんに丸一日かけて取り付けてもらいました。
現場にちゃんと嵌まるのか…
関係者の皆さんをハラハラさせた現場泣かせの木枠ですが
窓+αの役割りをもつ、かしこいヤツです!
実験的な意味も込めた選択、これから長く付き合っていきます。

□床のフローリング張り
一目惚れして買った家具の多くが、なぜかナラ材…
根本的に「好き」なんだと思います。
なので床材も迷いなく「ナラ」を選びました。

□浴室・洗面所のタイル張り
多治見市のメーカーが扱う美濃焼のタイルは
表面にかかった釉薬にムラがあるような
レトロな雰囲気が気に入っています。

2013年03月20日 │ works:くらしの家

上棟日和

先週の金曜日、大府の家の上棟に立ち会ってきました。
天気にも恵まれ、絶好の上棟日和!

お施主さまにも朝からご一緒頂き、建物ができていく楽しさを共有することができました。
ムスメさんもどんな家が出来上がるのか興味津々です!

お昼前には、現場に垂木の材料が到着!
この家では、2階リビングの天井の垂木を見せる計画としているので、
現場で1本1本垂木の色、木目、節を確認し、どの材料をどこに使っていくかを
お施主さまと一緒に決めていきました。
最初は節が多いものを端っこにもっていったのですが、節が目立ちすぎる!
そこで節が多いものを分散させてみると、全体として自然な印象に…
この自然に見せるということがとても難しい…でもこの部分がとても大事で
それが居心地に関わってくると思っています。

お昼は、お施主様にご用意いただきましたお弁当を全員で楽しく頂きました。

そして夕方、遂に上棟!

家の中心にある丸太柱は、紅白の幕でまかれてなんだか誇らしげ…
そして午前中に位置を決めた垂木は、この空間にしっかりと馴染んでいます。

最後に上棟式を執り行い、お施主様から感謝の言葉を頂き、
無事に上棟いたしました。

しっかりとした管理で工事を安全に進めて頂きました菊原さま…
確かな技術で上棟を完了させてくれた棟梁やこの日のために集まってくれた大工さんたち…
そして朝からご一緒に上棟に立ち会って頂き、色々準備して頂いたお施主様…
ありがとうございました。
これから完成まで、まだ難しい工事(楽しい工事?)がたくさんありますが、
楽しみながらお互いが意見を出し合い、居心地のよい住まいを一緒に作っていきましょう!

個人的には、独立して最初の上棟だったのでとてもうれしかった…(涙)

2013年03月19日 │ works:ひとつながりの家

丸太柱

子供の頃におじいちゃん、おばあちゃんの家に行って
身長を柱に刻んでもらうのが、とてもうれしかった。
大きくなって見返すとその小ささにビックリ!
そして、なんだかあったかい気持ちになる…

大府の家では、「ここに身長を刻んで下さい」と
言わんばかりの丸太の柱が家の真ん中にあります。
上棟前の材料検査に行き、その丸太柱や構造材を確認しました。

やさしい表情とあたたかい手触りの丸太柱。
まだきれいな柱ですが、家族の成長と共に
この柱も少しずつ表情を変えていくでしょう。
たくさん触ってもらって、いい味出して下さい!

2013年03月06日 │ works:ひとつながりの家

くらし設計室HPができました

昨年の夏からはじめたホームページ製作。
この春を目前にして…ようやく皆さまにご覧いただけるカタチとなりました。

このホームページが、まだ見ぬたくさんの人達と私たちを
つなげてくれるような予感がしています…!

私たちのわがままに懲りずに…いつも想像した以上の提案をしてくれた
TAU GRAPHICの寶諸さん
素敵なイラストで、ほのぼのとした空気感をつくってくれた
イラストレーターのダニーさん
迅速なコーディングであっという間にプログラムを組んでくださった
device inc.の古賀さん

HP製作に関わっていただいた皆さまに心から感謝しています。
ありがとうございました…

https://kurashi-sekkei.com/

2013年03月05日 │ くらし設計室について

ひな祭り

今日は昨年の6月に生まれたムスメの初節句。
日曜日だったこともあり、曾祖父母・祖父母と私達を含め3世代で
賑やかに祝うことができました。

写真撮影のためムスメが着ている赤い晴れ着は、妻が子供の頃に
おばあちゃんが仕立ててくれたものだそう。
30年以上経った今も色褪せることなく不思議としっくり馴染んでいます。

よいものを作り、大切に手入れをして、受け継いでいく。
そういう心を伝えることができれば…と考えています。

2013年03月03日 │ 日々のこと

育てる器

自宅で仕事をしているので、
気分転換をしたい昼さがり、打ち合せ前に気合いを入れるとき・・・
とりあえずトイレに入って用を済ませてそれから行動!という具合に
自宅のトイレには大変お世話になっております(笑)

くらし設計室では、そんなトイレライフにささやかな楽しみを盛り込みたいと考え、
「手洗い鉢」をかねてから気になっていた
岡山の作家さんに作っていただくことにしました。

STUDIO T POTTERY 十河隆史さんの工房は、瀬戸内海にほど近い丘の上にあり、
展覧会前のいそがしい時期の訪問にもかかわらず
いろいろな種類の器たちを実際に手に取って見せて頂きました。

なかでも気になったのは「粉引」という白くてざらっとした手触りの器。
これは使うごとに風合いを増す、いわば「育てる器」とのこと。
その佇まいから、トイレで手を洗うごとに心が洗われる様な…気がします。
何より十河さんの人柄に触れ、ますますその作品を好きになりました。

2013年02月27日 │ works:くらしの家

好きな光景

今日は、福山の家のコンクリート打設を行いました。

1階の外壁は、コンクリート打放し。
今日の成果がそのまま表情へと現れます。

私は、この日がとても好きです!
何日もかけて型枠を立て、鉄筋を組み、配管を行い…この日がやってきます。

コンクリート打設当日は、様々な職人さんが集まり、
一発勝負で協力し合って1つのものをつくる…そんな光景がとても好きです!

道路側の外壁は、杉板型枠を使ったコンクリート打放し。
一枚一枚異なった模様をもつ杉板の表情がうまく出るか…
楽しみにしながら型枠の脱型を待ちたいと思います。

2013年02月22日 │ works:木之庄の二世帯住居

美しいひかり

昨日、一昨日と大府の家の打合せに行ってきました。

一昨日は、お施主様とダイニングの照明を見に行き、
照明器具の種類によるひかりの質、明るさ、仕上げの表情の違いを体感して頂きました。

そこで運命の出会いが!?
あったのは、ある建築家がデザインしたペンダントライト。
私も実物を見るのは初めてでしたが、美しい放物線を描いてシェイプされた
4枚のシェードの隙間から漏れる柔らかなひかりは、そこに集うひとたちを
やさしく包み込んでくれるようでした。
きっと、このひかりの下で食べる食事は、おいしいだろーな(笑)

完成まではまだまだなので、色々な照明のひかりを見て、
一緒にイメージをつくっていこうと思います。

昨日は、基礎の配筋検査とプレカットの打合せ。
上棟は来月の中旬ですが、建物の骨組みができあがり空間が生まれる瞬間、
今から楽しみです!

2013年02月19日 │ works:ひとつながりの家

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