くらし設計室 ARCHITECT OFFICE

第27回 エネルギア住宅作品コンテスト


中国電力主催の「第27回 エネルギア住宅作品コンテスト」において
「南北庭の家」が新築住宅部門の優秀賞を頂きました。

「南北庭の家」は、多様な居場所と四季を感じる庭が一体となった住まいです。
地域との繋がりを作りながら、家の中に庭と繋がる多様な居場所を点在することで、
日常の中で季節の移ろいを感じる心安らぐ居場所を届けたいと考えました。

審査員の方からは「郊外ならではの広い敷地を活かすT字プラン。縦と横方向に視線が抜け、家族4人の伸びやかな暮らしを想像でき、体感的ともいえる設計の巧みさを感じました。また、南北に庭を配し、四季の自然の営みを住み手だけでなく、近隣へも届け、景観向上に寄与している点について、住宅地に家を建てることに対する責任を建築家と住み手が同じ目線で果たしていて、好感がもてました。」とご講評いただきました。

四季を感じる暮らしを愉しまれているお施主さまご家族、
丁寧に施工していただきました工事関係者の皆様に
あらためて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

第27回 ぐっとずっと。エネルギア住宅作品コンテスト
主催:中国電力株式会社
審査委員:前田圭介、原浩二、高坂敦信

「南北庭の家」
設計:くらし設計室 / 穂垣友康・穂垣貴子
施工:ホーム株式会社
造園:庭屋sora*niwa / 高岡征洋
写真:笹の倉舎 / 笹倉洋平

architecturephotoでも入賞作品が紹介されております。
https://architecturephoto.net/203969/




2024年04月08日 │ works:南北庭の家, 受賞

第26回 ぐっとずっと。エネルギア住宅作品コンテスト


中国電力主催の「第26回 ぐっとずっと。エネルギア住宅作品コンテスト」において
「西条の家」が新築住宅部門の優秀賞を頂きました。

「西条の家」は住宅や集合住宅が立ち並ぶ住宅街にあることから、周囲からのプライバシーを確保するようにコの字型の建物と自立壁で中庭を囲み、その中庭を拠り所として居場所が展開していく住まいです。
それぞれの居場所ごとの庭との関係、光の量、窓の計画、素材の選定、空間の広がりを考えて、静かで穏やかな光の中で暮らす心安らぐ住まいを目指しました。

審査員の方からは「絶妙な居間の配置はもとより、玄関・階段・畳の間・DKと各所で光や中庭との関係が考えられた緻密な設計で、木製建具を多用しながらもその開き勝手を限定することで気密性を確保し省エネにも配慮されています。完成度の高い大人の住宅です。」とご講評いただきました。

信頼して設計を任せていただいたお施主さまご夫婦、
丁寧に施工していただきました工事関係者の皆様に
あらためて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

第26回 ぐっとずっと。エネルギア住宅作品コンテスト
主催:中国電力株式会社
審査委員:前田圭介、原浩二、山澤達義

「西条の家」
設計:くらし設計室 / 穂垣友康・穂垣貴子
施工:株式会社隅田木造建築店 / 隅田和博
特注家具:ヤリヤ家具店 / 鎗屋大輔
写真:笹の倉舎 / 笹倉洋平



2023年03月20日 │ works:西条の家, 受賞

第25回 ぐっとずっと。エネルギア住宅作品コンテスト


中国電力主催の「第25回 ぐっとずっと。エネルギア住宅作品コンテスト」において
「坪生の家」が審査委員特別賞を頂きました。

「坪生の家」は方形造の大屋根の下に、いくつかの居場所と 回遊できる自由な動線があり
家を巡るなかで生活の喜びを得られる住まいです。
敷地の南側には、施主が幼い頃に祖父母の家から眺めた庭の景色が変わらずに在り
この庭の風景を新しい家に取り込むことで、大切にしたい家の記憶を繋いでいます。

この住宅の計画時には、日常がこれほどコロナウィルスに翻弄されるとは
予測もつきませんでした。
そんな中でもリモートワークや、子供たちの新生活にしなやかに対応しながら
ご家族で生活を愉しむ姿を拝見してきました。

この度の受賞が、お施主さまご家族に喜びをもたらしてくれますよう‥
それが私たちの願いです。

第25回 ぐっとずっと。エネルギア住宅作品コンテスト
主催:中国電力株式会社
審査委員:前田圭介、原浩二、山澤達義

「坪生の家」
設計:くらし設計室 / 穂垣友康・穂垣貴子
施工:ホーム株式会社
造園:庭屋sora*niwa / 高岡征洋
写真:兒島洋介



2022年04月19日 │ works:坪生の家, 受賞

ぐっとずっと。エネルギア住宅作品コンテスト2019


中国電力主催の「ぐっとずっと。エネルギア住宅作品コンテスト2019」において
「続・三原の家」がリフォーム住宅部門の最優秀賞を頂きました。

周囲を山々に囲まれた谷の集落に建つ築30年の木造住宅をリノベーションした「続・三原の家」。
子世帯が隣の敷地に住むことを期に、この場所での新たな暮らしの形を考えた住まいです。
増築したL型の縁側空間は周辺(子世帯・地域)とのつながりをつくり、
既存建物の形を生かした雁行型の平面計画は、居場所が連なる広がりのある空間を実現しています。

審査員の方からは「内部のLDK、寝室、水廻りを廻遊できる動線でつなぎ、のびのびと暮らせる空間となっています。外部に向けては軒の出の深い縁側空間を設け、子世帯や地域に向けて緩やかにつながる構成になっています。子世帯、車庫との三棟で落ち着いた街並みが形成されつつあります。」とご講評いただきました。

信頼して設計を任せていただいたお施主さまご夫婦、
丁寧に施工していただきました工事関係者の皆様に
あらためて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

この場所で育っている子供たちが共有の庭で遊び、親世帯のテラスから祖父母の家へと入っていく‥
三世代が寄り添って暮らす形は、景色の移り変わりと共に
その先の世代へとも繋がっていける愉しい住まいとなることを願っています。

ぐっとずっと。エネルギア住宅作品コンテスト2019
主催:中国電力株式会社
審査委員:村上徹、宮森洋一郎、山澤達義

「続・三原の家」
設計:くらし設計室 / 穂垣友康・穂垣貴子
施工:隅田木造建築店 / 隅田和博
特注家具:ヤリヤ家具店 / 鎗屋大輔
特注金物:tessen / 山田幸一郎
造園:庭屋sora*niwa / 高岡征洋
写真:笹の倉舎 / 笹倉洋平




2020年03月19日 │ works:続・三原の家, 受賞

屋根のある建築作品コンテスト2019

タニタハウジングウェア主催の「屋根のある建築作品コンテスト2019」において
「三原の家」がU-40部門の優秀賞を頂きました。

周囲を山々に囲まれた集落の一角にある「三原の家」は、
三つの切妻屋根の下に風景とともにある穏やかな暮らしを実現した住まいです。

審査員の方からは「おおらかな切妻屋根は、内側に四季の風と景色を美しく反射させながら取り込むであろう軒の出を効果的につくりだしています。薄く丁寧に仕上げているので軽やかな佇まいとなっています。」とご講評いただきました。

いつも優しく迎え入れてくれるお施主さまご家族、
同じ想いで丁寧に施工して頂いた工事関係者の皆様に
あらためて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

今後も地域の風景となる住まいのあり方を考え、設計に取り組んでいきたいと思います。

屋根のある建築作品コンテスト2019
主催:タニタハウジングウェア
審査委員:伊礼智、堀啓二、八島正年、八島夕子、谷田泰

「三原の家」
設計:くらし設計室 / 穂垣友康・穂垣貴子
施工:隅田木造建築店 / 隅田和博
造園:庭屋sora*niwa / 高岡征洋
写真:笹の倉舎 / 笹倉洋平


2019年12月10日 │ works:三原の家, 受賞

ぐっとずっと。エネルギア住宅作品コンテスト2018


中国電力主催の「ぐっとずっと。エネルギア住宅作品コンテスト2018」において
「三つ庭の家(御門の家)」が審査委員特別賞を頂きました。

ビルや住宅が混在する市街地に建つ「三つ庭の家(御門の家)」は、将来的な周辺環境の変化に左右されず、
プライバシーを守りながら三つの庭と共に豊かに暮らすことができる普遍的な場所を目指した住まいです。

審査員の方からは「生活の様々なシーンを想定して、1/100の計画(プランニング・断面計画・動線計画)から1/1のディテールまで細やかに対応された完成度の高い作品です」とご講評いただきました。

居間の大窓から中庭のアオダモ越しに見上げる空が青く澄んでいて
キッチンで夕食の準備をする音が、吹抜けに面した子供室に心地よく響く
中庭に差し込む朝日が障子を明るくし、寝室での眠りから自然に目が覚める
そんな生活の一場面を想像しながら設計を行いました。

いつも笑顔で迎え入れてくれるお施主さまご家族、
丁寧に施工していただきました工事関係者の皆様に
あらためて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

今後も地域とその場所だからできる暮らしを考え、設計に取り組んでいきたいと思います。

ぐっとずっと。エネルギア住宅作品コンテスト2018
主催:中国電力株式会社
審査委員:村上徹、宮森洋一郎、山澤達義

「三つ庭の家(御門の家)」
設計:くらし設計室 / 穂垣友康・穂垣貴子
施工:ホーム
造園:庭屋sora*niwa / 高岡征洋
写真:笹の倉舎 / 笹倉洋平



2019年03月25日 │ works:御門の家, 受賞

第9回JIA中国建築大賞2017

第9回JIA中国建築大賞2017において
「風谷の家」が住宅部門 優秀賞を頂きました。


この賞に応募しようと思ったきっかけは、古民家再生工房さんの30周年記念の展覧会を拝見し、
今回の賞の審査員長である内藤廣さんの講演会を聞いたことでした。
私自身も建築を作るときに「地域としての建築とは何か」ということを考えて設計をしているので、
尊敬する建築家の方達に設計した住宅を実際に見てもらい、講評を頂きたいと思い応募しました。

現地審査に快く応じて下さいましたお施主さま、
施工していただきました工事関係者の皆様に
あらためて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

審査員の方からは、
「文句なく完成度の高い建物です。施主は家具の製作所のオーナーで、さほど広くない谷間の工場の跡地に建てられています。斜面地で敷地条件はとても難しかったと思いますが、それを見事に解いています。建物にアプローチするあたりの構成がとても素晴らしい。吉村順三を思わせる立ち姿とディテール、ずいぶん吉村さんについて勉強したんだろうな、と思いました。印象的だったのは、リビングダイニングの一段高くなった作り付けソファのあるスペース。さして広くないのですが、身の置き所があるとても居心地の良い空間でした。」と講評して頂きました。

今後もそれぞれの敷地の場所性を活かした住まいをつくり、地域としての建築を考えていきたいと思います。

第9回JIA中国建築大賞2017

主催:日本建築家協会中国支部

審査委員長:内藤廣

審査委員:楢村徹、村重保則、前田圭介

「風谷の家」
設計:くらし設計室 / 穂垣友康・穂垣貴子
施工:ホーム
特注ソファ:心石工芸
造園:庭屋sora*niwa / 高岡征洋
写真:小川重雄




2017年11月21日 │ works:風谷の家, 受賞

チルチンびと 91号

先日「チルチンびと住宅建築賞」の授与式があり、
尊敬する建築家の方から直接選評を頂きました。

デザイン性と「用・強・美」のバランスがとれた優れた作品であり、
土間の吹き抜けを囲んで屋根裏までの隅々を使い切っている空間構成、
使い勝手の良い水廻りの動線計画などを評価いただきました。

懇親会では審査員の方々と住宅設計についてお話しができ、
全国の同世代の設計者とも意見交換ができ、とても刺激を頂いた一日でした。

今後も一つ一つの住宅の設計に真摯に取り組んでいきたいと思います。

詳細は3月11日発売の「チルチンびと 91号」に掲載されておりますので
書店でお見かけの際は、ぜひ手にとってみてください。

最後になりましたが、
「田尻の家」のお施主様・施工していただきました工事関係者の皆様に
あらためて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

2017年03月11日 │ 受賞, 掲載誌

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