2017年12月27日

今年一年ありがとうございました

寒さがいちだんと増し‥2017年も暮れようとしております。

くらし設計室は今年、たくさんの人に支えられた一年でした。
みなさま本当にありがとうございました。

くらし設計室は12/29(金)~1/4(木)までお休みをいただきます。

どうぞよいお年をお迎えください。

2017年12月13日

千田の家:祝上棟

冬の澄んだ空気の中
「千田の家」が上棟を迎えました。


鈍色の空の中はじまった上棟も、棟が上がる頃には気持ちの良い青空に‥

吉野杉の架構が現しとなり暮らしを形づくる小さな平屋建ての住まいは
切妻屋根の一部が変形し、高窓から北側の安定した光を室内に取り込む計画としています。



敷地における住宅の佇まいは、上棟の時に最も気になることの一つです。
何もなかった敷地に一日で建物が立ち上がるため、建物がその場所の風景に馴染んでいるかどうか‥
高さを抑えた小さな住まいは、この場所の風景に溶け込む品のある佇まいとなると実感しました。

冬の寒い日の上棟でしたが、一日をご家族で見守っていただき
温かい飲み物や豚汁を準備していただいたりと
建主ご家族の心遣いにより、とても和やかな上棟日となりました。

2017年11月21日

第9回JIA中国建築大賞2017

第9回JIA中国建築大賞2017において
「風谷の家」が住宅部門 優秀賞を頂きました。


この賞に応募しようと思ったきっかけは、古民家再生工房さんの30周年記念の展覧会を拝見し、
今回の賞の審査員長である内藤廣さんの講演会を聞いたことでした。
私自身も建築を作るときに「地域としての建築とは何か」ということを考えて設計をしているので、
尊敬する建築家の方達に設計した住宅を実際に見てもらい、講評を頂きたいと思い応募しました。

現地審査に快く応じて下さいましたお施主さま、
施工していただきました工事関係者の皆様に
あらためて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

審査員の方からは、
「文句なく完成度の高い建物です。施主は家具の製作所のオーナーで、さほど広くない谷間の工場の跡地に建てられています。斜面地で敷地条件はとても難しかったと思いますが、それを見事に解いています。建物にアプローチするあたりの構成がとても素晴らしい。吉村順三を思わせる立ち姿とディテール、ずいぶん吉村さんについて勉強したんだろうな、と思いました。印象的だったのは、リビングダイニングの一段高くなった作り付けソファのあるスペース。さして広くないのですが、身の置き所があるとても居心地の良い空間でした。」と講評して頂きました。

今後もそれぞれの敷地の場所性を活かした住まいをつくり、地域としての建築を考えていきたいと思います。

第9回JIA中国建築大賞2017

主催:日本建築家協会中国支部

審査委員長:内藤廣

審査委員:楢村徹、村重保則、前田圭介

「風谷の家」
設計:くらし設計室 / 穂垣友康・穂垣貴子
施工:ホーム
特注ソファ:心石工芸
造園:庭屋sora*niwa / 高岡征洋
写真:小川重雄




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