2014年3月26日

商店街に暮らす


「ふくやま町家」の計画のなかで、一番大切に考えたのは
晴れた朝に太陽が明るいと感じる…
庭木の葉を揺らす風が室内を通り過ぎて心地よい…
そんな一見するとあたり前のような「光」や「風」を、確かに実感することです。

現状の商店街に、隙間なく建ち並ぶ店舗、光を閉ざす汚れたアーケード…
実は心地良いと感じるような「光」や「風」は、そこでは手に入れ難いものでした。

「ふくやま町家」では建物をアーケードから離し、商店街に面して庭を持つ計画としています。
店舗ではなく「庭」を選択することで、商店街のなかで担える役割りがあるはずです。
また福山本通商店街の再生計画による、アーケードの撤去や緑道化が実現すれば
商店街とのつながりをより活かせる「余白」になると考えています。

その「余白」から差し込む光や、風の通り道ができることで
商店街に暮らす住まい手にとって…また商店街を訪れる人たちにとって…
豊かな日常が生まれることを願っています。

くらし設計室
〒720-0082
広島県福山市木之庄町2-12-23
TEL:084-973-7202
FAX:084-973-7203
mail:info@kurashi-sekkei.com
HP:http://www.kurashi-sekkei.com/
(さらに…)

2014年3月13日

「仕切る」かたち

私たちの住まいと事務所を兼ねた「くらしの家」の1階部分は、いわゆる「個室」ではなく
どこかが緩やかにつながっている、おおきな一部屋になっています。

一部屋といっても、正方形の大広間という訳ではなく凸凹入り組んだ場所もあり…
その窪みを利用して、キッチン横にはパントリー収納をつくっています。
その入口には「暖簾」を掛けて、目隠しも兼ねた仕切りとして使っていますが
これが実はとても使いやすいのです。

両手で荷物を抱えていても身体ごと入っていけますし、
何回出入りを繰り返しても苦になりません。
そして好きな布屋さんの生地で手作りしたものなので、見ていてちょっと嬉しくなります。

「暖簾を守る」というのはちょっと意味が違うと思いますが…
仕切るひとつのかたちとして、活かしてゆきたいと考えています。


くらし設計室
〒720-0082
広島県福山市木之庄町2-12-23
TEL:084-973-7202
FAX:084-973-7203
mail:info@kurashi-sekkei.com
HP:http://www.kurashi-sekkei.com/
(さらに…)

2014年3月7日

対話できる場所


あっという間に3月になり…春の訪れを実感するようになりました。
今年に入ってから、着工を控えた住宅の実施設計に没頭する日々が続いています。
自宅兼事務所での作業なので、ついつい籠りがちで粛々と…

あるプロジェクトの実施設計が概ねカタチとなったので
「くらし設計室」にてお打合せをさせて頂きました。
日々の地道な作業の積み重ねをご報告できる、私たちにとってはハレの日の1つ。

お施主さまにとって、実施設計の膨大な図面と情報量に触れることは
頭を使う大変な作業だと思います…

集中しながらも、どこか落ち着いて、お施主さまの思いをざっくばらんに口にできるような…
そんな対話ができる場所を目指して、居心地のよい打合せ空間でありたいと改めて思いました。

くらし設計室
〒720-0082
広島県福山市木之庄町2-12-23
TEL:084-973-7202
FAX:084-973-7203
mail:info@kurashi-sekkei.com
HP:http://www.kurashi-sekkei.com/
(さらに…)