くらし設計室 ARCHITECT OFFICE

上棟日和

先週の金曜日、大府の家の上棟に立ち会ってきました。
天気にも恵まれ、絶好の上棟日和!

お施主さまにも朝からご一緒頂き、建物ができていく楽しさを共有することができました。
ムスメさんもどんな家が出来上がるのか興味津々です!

お昼前には、現場に垂木の材料が到着!
この家では、2階リビングの天井の垂木を見せる計画としているので、
現場で1本1本垂木の色、木目、節を確認し、どの材料をどこに使っていくかを
お施主さまと一緒に決めていきました。
最初は節が多いものを端っこにもっていったのですが、節が目立ちすぎる!
そこで節が多いものを分散させてみると、全体として自然な印象に…
この自然に見せるということがとても難しい…でもこの部分がとても大事で
それが居心地に関わってくると思っています。

お昼は、お施主様にご用意いただきましたお弁当を全員で楽しく頂きました。

そして夕方、遂に上棟!

家の中心にある丸太柱は、紅白の幕でまかれてなんだか誇らしげ…
そして午前中に位置を決めた垂木は、この空間にしっかりと馴染んでいます。

最後に上棟式を執り行い、お施主様から感謝の言葉を頂き、
無事に上棟いたしました。

しっかりとした管理で工事を安全に進めて頂きました菊原さま…
確かな技術で上棟を完了させてくれた棟梁やこの日のために集まってくれた大工さんたち…
そして朝からご一緒に上棟に立ち会って頂き、色々準備して頂いたお施主様…
ありがとうございました。
これから完成まで、まだ難しい工事(楽しい工事?)がたくさんありますが、
楽しみながらお互いが意見を出し合い、居心地のよい住まいを一緒に作っていきましょう!

個人的には、独立して最初の上棟だったのでとてもうれしかった…(涙)

2013年03月19日 │ works:ひとつながりの家

丸太柱

子供の頃におじいちゃん、おばあちゃんの家に行って
身長を柱に刻んでもらうのが、とてもうれしかった。
大きくなって見返すとその小ささにビックリ!
そして、なんだかあったかい気持ちになる…

大府の家では、「ここに身長を刻んで下さい」と
言わんばかりの丸太の柱が家の真ん中にあります。
上棟前の材料検査に行き、その丸太柱や構造材を確認しました。

やさしい表情とあたたかい手触りの丸太柱。
まだきれいな柱ですが、家族の成長と共に
この柱も少しずつ表情を変えていくでしょう。
たくさん触ってもらって、いい味出して下さい!

2013年03月06日 │ works:ひとつながりの家

美しいひかり

昨日、一昨日と大府の家の打合せに行ってきました。

一昨日は、お施主様とダイニングの照明を見に行き、
照明器具の種類によるひかりの質、明るさ、仕上げの表情の違いを体感して頂きました。

そこで運命の出会いが!?
あったのは、ある建築家がデザインしたペンダントライト。
私も実物を見るのは初めてでしたが、美しい放物線を描いてシェイプされた
4枚のシェードの隙間から漏れる柔らかなひかりは、そこに集うひとたちを
やさしく包み込んでくれるようでした。
きっと、このひかりの下で食べる食事は、おいしいだろーな(笑)

完成まではまだまだなので、色々な照明のひかりを見て、
一緒にイメージをつくっていこうと思います。

昨日は、基礎の配筋検査とプレカットの打合せ。
上棟は来月の中旬ですが、建物の骨組みができあがり空間が生まれる瞬間、
今から楽しみです!

2013年02月19日 │ works:ひとつながりの家

大府の家:地鎮祭

寒いながらもよく晴れた土曜日、
強風ニモマケズ、大府の家の地鎮祭が無事に執り行われました。

お客様から昨年の5月にお話を頂き、まずは一緒に土地探しから始めました。

街並みに対してどのような建物の立ち方が良いのかを
考えながら計画した建物の配置。

この場所でどのような暮らしがしたいかを
話しながら作った平面計画。

それぞれの居場所でどのように過ごすかを
想像しながら選んだ仕上げ。
家に使う材料に愛着を持って頂きたかったので、材料の製作現場にも見学に行きました。

他にもキッチン、テラス、窓、家具など…一緒に話しながら一つ一つ決めていきました。

それらがこれから徐々にカタチになります。
とても…ワクワクします!

これからお客様と工務店さんと一緒に楽しみながら、作り上げていきたいと思います。

2013年01月28日 │ works:ひとつながりの家

敷地

昨日、一昨日と見積図書の提出と既存建物の解体後の確認のため、愛知に行ってきました。

敷地は、すっかりきれいな更地になっており、今か今かと新しい建物がそこに建つのを待ち望んでいるご様子。

場所は、新旧様々な時代の住宅やマンションが建っている住宅地。
『どこにでもあるような場所ですが、色々な世代の方が暮らしているこの感じが好きなんです。』という人懐っこいご夫婦の言葉がとても印象的だったので、このプロジェクトでは家の前でご近所さんと気軽に会話できるようなそんな場所を考えています。

2012年12月09日 │ works:ひとつながりの家

大府の家

現在、愛知県で住宅の計画をしています。
若い夫婦と小さな女の子のための住まいです。

家族の生活を包むような片流れの大きな木組みの天井、娘さんの成長を刻む丸太の大黒柱、愛知ならではの素材を使うなど、これからこの地域で暮らしていくご家族が何年経っても変わらない愛着が持てる家を一緒に作っていきたいと思います。

2012年12月05日 │ works:ひとつながりの家

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