photo by Yohei Sasakura 福山市郊外の高台にある団地の縁に建つ、小さなアトリエを持つ住宅です。 ロ字形を敷地に沿って少し開いたような平面は 地域に開かれたアトリエとプライバシーを確保した中庭、 そして内側に展開する長い動線をつくり‥内を巡る愉しみや外へ向かう意識を誘います。 敷地の東側には手が届きそうなほど近くに桜の木が連なり‥巡る季節を語りかけてきます。 自然と生活が共に在るように、建主の生み出す作品もまた生活とともに在るような 職住一体の住まいです。