くらし設計室 ARCHITECT OFFICE

外へむかう暮らし

敷地の広がりを感じる、のびやかな住まいにしたい…
「田尻の家」の敷地に立ったとき、最初に強く感じた思いです。

そして設計を進めていくなかで「通り土間」というかたちとなりました。
海にほど近い敷地なので、潮のほの香る風が南から北に抜けるよう、
家の中にいながら、南庭の緑と北の山並みに自然と視線が誘われるよう、
冬は差し込む陽光が土間を温め、夏は海風が吹きぬけていくよう。

外に開かれた土間が暮らしの中心にあることで、
家の内から外へ意識が向かう、のびやかな住まいとなると確信しています。
もちろんそれは住まい手ご家族の、大らかな性格と暮らしぶりに触れての回答でした。


くらし設計室
〒720-0082
広島県福山市木之庄町2-12-23
TEL:084-973-7202
FAX:084-973-7203
mail:info@kurashi-sekkei.com
HP:http://www.kurashi-sekkei.com/

2014年01月10日 │ works:田尻の家

田尻の家

福山から海を求めて南へ…
少し車を走らせた先にある、海の香りが届きそうな場所。

そこを敷地に選ばれたのは時間さえあれば海へと向かう…釣り好きのご主人。
福山にてお仕事をご一緒したご縁で、ご自宅の設計をさせていただくことになりました。

敷地は国道のカーブに沿って現れる見通しの良い立地。
今回の条件を想定すると、じゅうぶんにゆとりある敷地面積。

この場所でご家族の新しい生活がはじまり
ひとつ屋根の下、この敷地を活かしてのびのびと暮らせるよう…
小さく広がる豊かな住まいを、計画したいと考えています。

2013年08月19日 │ works:田尻の家

12

ページトップヘ