くらし設計室 ARCHITECT OFFICE

新しい梁

既存の柱の撤去に伴い、構造補強のために新しい梁を設置しました。

この化粧梁は、私の祖父が大工をしていた時代に持っていたマツ。
長年の垢が溜まったかのようにドス黒い表情をしていた木材が、製材をして表面をすこし削った途端に美しい木目を現して表情を一変させました。

こんな良い材料を大切にとっておいてくれた祖父に感謝です。

2012年12月06日 │ works:くらしの家

構造用合板

柱間に断熱材を入れた上で、既存の柱・梁・土台に対して構造用合板を張付けて構造補強を行いました。


2012年12月04日 │ works:くらしの家

壁の断熱

この家では既存壁を解体してみると、断熱性能が期待できない状況でした。

そこで床・壁・天井に断熱材を入れて断熱性能を上げる計画としました。

まずは壁の断熱工事。
既存の内壁を撤去して、柱間に断熱材を入れる方法をとりました。

2012年12月03日 │ works:くらしの家

浴室廻りの柱の交換

浴室廻りの腐食した柱を新しい柱に交換しました。


2012年12月01日 │ works:くらしの家

浴室廻りの柱の腐食

浴室廻りの柱の足元が腐食していたので、この柱は撤去して新しい柱に交換します。
昔の住宅は、防水という考え方が乏しくモルタルの上に直接タイルを貼って終わりだったために水が漏れて柱が腐食したようです。
今回の工事では、しっかりと防水を行い、腰より上の部分も防湿フィルムをまわす計画としています。


2012年11月30日 │ works:くらしの家

「くらし設計室」内部の解体をしました

内部の解体工事がほぼ完了したので解体後の確認をしてきました。

現れた構造は、当時の図面の内容とは若干違うものの、構造材に大きな傷みがなかったことに内心ほっとしました。
ただ、現状の構造基準に比べると構造的には弱いので、柱や梁を補い、床・壁・天井には断熱材を入れ、表面的な改装ではなく、しっかりとした構造を組み直す改修をしていきたいと思います。

写真は、2階がのっていない1階の切妻屋根の下の部分。
屋根の形が内部にそのまま現れているので、やはりこのかたちをうまく活かしたいと考えています。

2012年11月28日 │ works:くらしの家

くらし設計室をつくっています

いま築38年の戸建住宅をリノベーションして、自分たちの事務所と住まいをつくっています。
一見すると何の変哲もない中古住宅ですが、私が幼い頃暮らした思い出のある場所です。

地域の素材や様々な材料を用いて、地域の人達の手でつくる。
時をつなぐように、この場所に根ざした居心地のよい暮らしの器を作っていきたいと思います。

2012年11月26日 │ works:くらしの家

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