くらし設計室 ARCHITECT OFFICE

ふくやま町家:解体工事が完了しました

福山本通り商店街沿いに敷地のある「ふくやま町家」
このたび解体工事が完了しました。

商店街の賑わいを知る、思い出ある建物を解体するのは
寂しい気持ちもありますが…
解体した敷地に向かうと、そこには確かに光が差し、商店街へも届いていました。

この場所が再び取り戻した「光」や「風」が
これからの商店街での暮らしに豊かさをそえるよう…
大切に継いでいきたいと、改めて思いました。

くらし設計室
〒720-0082
広島県福山市木之庄町2-12-23
TEL:084-973-7202
FAX:084-973-7203
mail:info@kurashi-sekkei.com
HP:http://www.kurashi-sekkei.com/

2014年05月15日 │ works:ふくやま町家

思わぬ贈り物

5月になり…春から夏へ向かう予感が確かにしています。

先月の終わり、お施主さまから思わぬ贈り物をいただきました。
ミニトマトの苗を2本。

昨年はなかなか手が付けられなかったもので、
今年は少しずつ畑と向き合いたいな…と考えていた矢先のことでした。

畑については私たちより、ずっと詳しく玄人はだしのお施主さまです。
アドバイスをいただいた通りに育てれば、きっと夏の収穫を楽しめるはず…

お施主さまからはいつも色々なかたちで刺激をいただいています。
「くらし設計室」に寄り添っていただき…どうもありがとうございます。

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2014年05月02日 │ 日々のこと

長久手の家:地鎮祭

敷地の向かいにある公園の桜に若葉がまじりはじめ
草木が新しい季節へ向かう力に溢れた葉桜の頃に…
長久手の家の地鎮祭が無事に執り行われました。

当日は春めいた穏やかな陽気で…
木々の間から聞こえる鳥のさえずりが
祝福してくれているようにも聞こえました。

長久手の家がいよいよ着工となりました。
来年の春、今度はご家族が新居から満開の桜を望む姿を想いながら…
献身的にお客様と、そして現場と、向き合っていきたいと思います。

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2014年04月15日 │ works:長久手の家

ミツバツツジが満開です

昨年の初夏に「くらしの庭」が出来あがってから…
秋には葉を落として、ひと冬を越し、そしてこの春
軽やかに細く伸びた枝先に「ミツバツツジ」の紅紫色の花が満開になりました。

落葉樹のケヤキやモミジにも、黄緑色の新芽がついていて
たしかな春の訪れを感じます。
季節が変わるごとに、表情を変える庭の木々と
ちいさな瞬間をともにすること…春ならではのささやかな愉しみをみつけました。


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2014年04月04日 │ 日々のこと

商店街に暮らす


「ふくやま町家」の計画のなかで、一番大切に考えたのは
晴れた朝に太陽が明るいと感じる…
庭木の葉を揺らす風が室内を通り過ぎて心地よい…
そんな一見するとあたり前のような「光」や「風」を、確かに実感することです。

現状の商店街に、隙間なく建ち並ぶ店舗、光を閉ざす汚れたアーケード…
実は心地良いと感じるような「光」や「風」は、そこでは手に入れ難いものでした。

「ふくやま町家」では建物をアーケードから離し、商店街に面して庭を持つ計画としています。
店舗ではなく「庭」を選択することで、商店街のなかで担える役割りがあるはずです。
また福山本通商店街の再生計画による、アーケードの撤去や緑道化が実現すれば
商店街とのつながりをより活かせる「余白」になると考えています。

その「余白」から差し込む光や、風の通り道ができることで
商店街に暮らす住まい手にとって…また商店街を訪れる人たちにとって…
豊かな日常が生まれることを願っています。

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2014年03月26日 │ works:ふくやま町家

「仕切る」かたち

私たちの住まいと事務所を兼ねた「くらしの家」の1階部分は、いわゆる「個室」ではなく
どこかが緩やかにつながっている、おおきな一部屋になっています。

一部屋といっても、正方形の大広間という訳ではなく凸凹入り組んだ場所もあり…
その窪みを利用して、キッチン横にはパントリー収納をつくっています。
その入口には「暖簾」を掛けて、目隠しも兼ねた仕切りとして使っていますが
これが実はとても使いやすいのです。

両手で荷物を抱えていても身体ごと入っていけますし、
何回出入りを繰り返しても苦になりません。
そして好きな布屋さんの生地で手作りしたものなので、見ていてちょっと嬉しくなります。

「暖簾を守る」というのはちょっと意味が違うと思いますが…
仕切るひとつのかたちとして、活かしてゆきたいと考えています。


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2014年03月13日 │ works:くらしの家

対話できる場所


あっという間に3月になり…春の訪れを実感するようになりました。
今年に入ってから、着工を控えた住宅の実施設計に没頭する日々が続いています。
自宅兼事務所での作業なので、ついつい籠りがちで粛々と…

あるプロジェクトの実施設計が概ねカタチとなったので
「くらし設計室」にてお打合せをさせて頂きました。
日々の地道な作業の積み重ねをご報告できる、私たちにとってはハレの日の1つ。

お施主さまにとって、実施設計の膨大な図面と情報量に触れることは
頭を使う大変な作業だと思います…

集中しながらも、どこか落ち着いて、お施主さまの思いをざっくばらんに口にできるような…
そんな対話ができる場所を目指して、居心地のよい打合せ空間でありたいと改めて思いました。

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2014年03月07日 │ 日々のこと

100万回生きたねこ

ふくやま美術館の前を通るたび、特別展のポスターが気になっていました。
こちらをにらむかのようにして自立するネコの姿…

先週の日曜日、ムスメとふたりきりで過ごす時間があったので
ふくやま美術館へこの展覧会を見に出掛けました。

あのネコは絵本「100万回生きたねこ」の主人公で、
彼は特別な長いながい人生を通して、ひとつの大切なことを知る…そんなお話でした。
絵本の原画からネコの人を寄せ付けない鋭さや、
白猫という大切な存在を得て、愛情にあふれる表情を生きいきと感じました。

ムスメはネコがたくさん描かれていることが嬉しくて、
ずっと「にゃんにゃん…」と指さしご機嫌でした。
彼女が成長したとき心を育てる一冊にしたい、そんな出会いでした。

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2014年02月20日 │ 日々のこと

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