くらし設計室 ARCHITECT OFFICE

千田の家:祝上棟

冬の澄んだ空気の中
「千田の家」が上棟を迎えました。


鈍色の空の中はじまった上棟も、棟が上がる頃には気持ちの良い青空に‥

吉野杉の架構が現しとなり暮らしを形づくる小さな平屋建ての住まいは
切妻屋根の一部が変形し、高窓から北側の安定した光を室内に取り込む計画としています。



敷地における住宅の佇まいは、上棟の時に最も気になることの一つです。
何もなかった敷地に一日で建物が立ち上がるため、建物がその場所の風景に馴染んでいるかどうか‥
高さを抑えた小さな住まいは、この場所の風景に溶け込む品のある佇まいとなると実感しました。

冬の寒い日の上棟でしたが、一日をご家族で見守っていただき
温かい飲み物や豚汁を準備していただいたりと
建主ご家族の心遣いにより、とても和やかな上棟日となりました。

2017年12月13日 │ works:千田の家

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