御門の家:一年後の暮らし
柔らかな陽射しに草木が映える季節となりました。
先日、お引渡しから約一年が経った「御門の家」にお邪魔しました。
家のなかでも毎日の食事を掌るキッチンは、重要な場所ですが
御門の家のそれは、暮らしに合わせてあつらえた「別注のキッチン」です。
一年の暮らしのなかで、すっかり働く台所になった姿をご紹介します。
「台所の日常の様子をご紹介したいのですが‥」という私たちのお願いを
笑顔で承知してくださった奥さま‥ありがとうございます
背面カウンターには、あるべき場所にあるべき家電を配置します
ステンレスかごの野菜置き場と、扉内の米びつ‥食材のストックもぬかりなく
気になる引出しの中は‥しっかりと詰まっています
天井高さ2100㎜の吊戸棚は、踏み台なしで上段まで手が届くそう
背面カウンターでの配膳、手元を照らすのは‥
明かり採り障子からの自然光です、張地は麻レースのカーテン生地
シンク下はごみ箱置き場、ミーレの食洗機はやはり大容量!
キッチン天板とシンクは人造大理石、継ぎ目のないシームレス加工
手元にはわずか20㎜の立上りを設けています
このあたりの細やかさは「別注のキッチン」ならではです
向こうに見える中庭の景色に、ほっと心が落ち着きます
「御門の家」とともに毎日を歩んでくださっているお施主さまご家族
キッチン製作に妥協なくお付き合いくださった松岡製作所さんに
心から感謝を込めて‥これからもよろしくお願いします。
2018年04月09日 │ works:御門の家